町営穂別キャンプ場の歴史は古く、1980年に開業して現在創業44年目を迎えました。これはひとえに変わらぬ御愛護いただいてきたキャンパーの皆様と、先人の管理運営者のおかげであります。筆者のむかわ町地域おこし協力隊の下川部淳(シモカワベ ジュン)の主たるミッション「穂別キャンプ場の訴求」のため、大いに歴史を訴求していく所存です。それでは早速、創業44年目を迎えた町営穂別キャンプ場の歴史と現在の仕様についてご案内いたします。
歴史
1980年7月19日(土)14:30のオープニングセレモニーと共に穂別町営豊進(ほうしん)キャンプ場としてオープン。当時は36haの一部がキャンプ場として開業しました(詳細調査中)。その後、併設パークゴルフ、テニスコート、テント設営サイトの拡張など顧客ニーズに対応しつつ、市町村合併による名称変更があり、現在の町営穂別キャンプ場に至ります。*地名:豊進の名残りで、キャンプ場向かいの豊進神社や豊進橋が存在する。
現在仕様
穂別キャンプ場 | 内容 |
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2023年営業期間 | 5月1日〜10月15日 |
センターハウス営業時間 | 9時〜17時 営業期間中無休 |
センターハウス住所 | |
電話 | 0145-45-3244 |
サイト種類 | 【予約制】 ドッグサイト8グループ、バンガロー20棟、オートサイト23区画(A, B, C, E) チェックイン13時 チェックアウト11時 予約システム:なっぷ https://www.nap-camp.com/hokkaido/13357#app 【当日先着の窓口受付】 ライダーサイト、フリーサイト(センターテントサイト、フォレストテントサイト) 受付時間9時〜17時(センターハウス営業時間内) |
設備 | 駐車場、センターハウス(チェックインチェックアウト窓口、売店、各種レンタル、ワーケーションスペース、WiFi、電源)、橋(ハーモニー、メロディー、ハミング)、男女別BBQハウス軒炊事場2ヶ所、炊事場3ヶ所、水洗トイレ4カ所、ゴミ捨て場4箇所、灰捨て場5箇所
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アクティビティ | 林間アスレチック、川遊び、クワガタ採集、ドジョウ採集、釣り、バードウォッチング、散策、BBQなど |
不足設備 | シャワー、お湯 *近隣2kmほどに「樹海温泉はくあ」の割引券がセンターハウスにございます。ご利用の際はぜひご活用ください。 樹海温泉はくあ情報 https://yumeguri.net/p-tenpo/hakua.php ブッシュクラフトによる木々の伐採、直火、石焼きなど環境損傷の恐れのある行為はご遠慮願います。 |
開業日 | 1980年7月19日 創業44年目 |
総敷地面積 | 189,864平米(約19ha)を有して、一部樹木や茂みを利用した区画分けを行なっているため入場出来ない場所があるものの、ほぼ全てがテント設営サイトになっています。 |
2022年気象推移 | |
地理的特徴 |
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3Dモデリング
Google Maps
特徴
「できるだけ自然のままで」がコンセプト!小さなお子様も安心して自然と触れ合えます!穂別キャンプ場は、自然のままの環境を大切にする思いで造られました。また、多様なキャンプニーズに応えるべく、オートキャンプ、ドギーキャンプ、設備の増設増床など、時代に合わせたキャンパーの受け入れに努めております。
広々としたフリーサイトや川辺のオートサイト、森に囲まれたバンガローなど、さまざまなタイプのキャンプ施設があり、多くのキャンパーから長く愛されています。キャンプ場内には、水深30cm程度の浅いサヌシュペ川が流れており、暑い夏に冷たく澄んだ川は、都会にはない大変贅沢な遊び場です。駐車場からフリーサイトまでは200〜500m程距離がございますが、穂別キャンプ場名物リアカーでキャンプ用品の運搬も楽しみの1つで、お手伝い上手なお子様がリアカーを引く姿がとても微笑ましいです。
空気が澄み渡る中、クマゲラ、ヤマゲラ、アカゲラ、カワガラスなどの野鳥が飛び交い、豊かな森にはミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタなどを観察することができます。また、清流にはエゾサンショウウオやニホンカワトンボなどの生物が生息しており、自然に恵まれたキャンプ場です。森林浴やバードウォッチングなど、自然を存分に楽しむことができます。
穂別キャンプ場では「できるだけ自然のままで」というコンセプトのもと、自然の中での思い出深い時間を提供しています。小さなお子様も安心して自然と触れ合いながら、心豊かなキャンプ体験を楽しむことができます。ぜひ、自然の恵みを感じながら、穂別キャンプ場で思う存分お楽しみくださいませ。
変わらぬ想い、進化するキャンプ場
【歴史出典元】
北海道むかわ町経済恐竜ワールド戦略室
記者所感
キャンプの楽しさは多様であり、キャンパーそれぞれの価値観があるのではないでしょうか。その1つに「家族や友人との共同作業や交流を通じて一体感や絆」というものがあると思っています。例えば、自宅ではガスコンロで3秒あれば着火出来ますし、眠たくなったらベットで寝ればいい。しかし、キャンプ場では火を起こしてお湯が沸くまで30分かかり、明るいうちにテントを建てないと夜寝られません。日々暮らしている住居の安全性の素晴らしさを理解できますし、肉や野菜などの食材を冷蔵保存するときにも、食材が痛まないように保存できる冷蔵庫という文明の利器を痛感します。
普通に生きているだけでも大変多くの方に支えられているのだというのは、親や先生に言葉としては教わることですが、実感を持って理解する機会というのは意外と少なく、生の感覚として理解できないものです。そういった日々の当たり前に感謝し、有り難いことであると認識するのは、当たり前の毎日を幸せに感じるために大切なことだと思っています。日常ルーティーンから遠く離れて、キャンプという時間の使い方は、学ぶ手段として大変優れているように考えています。
総じて言えることは、キャンプは自然との調和や心地よさ、冒険と探索、リラックスとリフレッシュ、そして大切な人たちとのつながりを深める素晴らしい体験です。その魅力を言葉で表現することは難しいですが、キャンプを通じて得られる喜びや充実感は特別であり、多くの人々にとって宝物となることでしょう。
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