2月15日

振り返り未来に繋げるコミュニティ|スタートアップウィークエンド苫小牧2024

Startup Weekend 苫小牧 2023のアフターイベントが北海道苫小牧市のココトマで2024年2月12日(祝)に開催されたことは、参加者にとって特別な意味を持っているようです。2ヶ月ぶりの再会は、参加者同士の近況報告を通じて、互いの進捗や成長を共有する貴重な機会であり、同時に、かつての情熱や目標に再び火をつけるきっかけにもなったようです。

SW苫小牧振り返りの会様子

KPT法で振り返り

Startup Weekendとは

世界各地で開催される起業家精神を育むためのインキュベーションプログラムイベントで、参加者がアイデアを出し合い、チームを組んで実際にビジネスプランを練り上げるというワークショップ形式を取ります。このようなイベントは、参加者にとって新しいスキルの習得、ネットワークの拡大、さらには新しいビジネスの創出につながる可能性を秘めています。

頭フル回転で思考整理

SW苫小牧のアフターイベントは、そのような創造的で刺激的な環境を再び提供し、参加者が自身のプロジェクトやアイデアに対する情熱を再燃させる機会を与えたことでしょう。このようなイベントが、参加者の間で持続的なコミュニティの形成と相互支援の文化を育むことにも寄与していることは間違いありません。

SW苫小牧のようなイベントは、地域社会においても重要な役割を果たしています。地元の起業家精神を促進し、新たなビジネスチャンスを生み出すことで、地域経済の活性化に貢献しているのです。また、参加者が得た経験や学びは、個人のキャリア発展にも大きく寄与するでしょう。

決意表明

所感

筆者視点からみると、SW苫小牧の最大の魅力は、参加者が個々の解釈で自由に関われる点にある。SW苫小牧は、単に「全員が起業家になるべき」というイベントではない。便宜上は「インキュベーションプログラム」と称されているものの、従来のビジネスコンテストやアイディアソン、ハッカソン、アクセラレータープログラムとは一線を画し、「コミュニティの構築(交流)」を最も重視している。

このイベントの真髄は、参加者が得た経験をどのように活かすかにある。例えば、参加者が次回のSWでオーガナイザーを務めること、自分のビジネスプロジェクトに水平思考を取り入れること、さらには新たな起業家精神育成プログラムを立ち上げることなど、多様な形での発展がSW苫小牧の目指すところだ。こうした横展開は、単にアイデアを競う場ではなく、相互作用と成長を促すコミュニティを形成することを目的としている。

尚、とある参加者(審査員)から「SW苫小牧メンバーになりたい!」との申し入れがあり、それを受理しました。今回初めてオーガナイザーとして参加した筆者ですが、ダイレクトリクルーティングを完遂したことをここにご報告すると共に、アントレプレナーシップが各地に伝播されることを切に願っております。

No Talk, All Action.

筆者:SW苫小牧オーガナイザー下川部淳

以上

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